スマイルデザインの指標を参考に(トリオスケース)

2021年02月22日

大阪市の歯科技工所、デンタルバイオビジョンの辻です。
このコラムは主に口腔内スキャンのケースを扱っていく中での気付きや、設計のコツ、トラブル防止策、最新情報などをコラム形式でお伝えします。

今回は上顎5~5天然歯補綴、すべて単冠のフルカントゥアーデザインです。
このケースは海外のラボさんからのデザインのみの外注でした。同じソフト(デンタルシステム)とそのバージョンさえ合わせておけば、クラウド上で簡単にデータのやり取りがおこなえるので、世界中どこからでもデザインのみの外注を受けることができます。
(セメントスペース等のパラメータ数値も合わせておく必要があります)
事前にスマイルデザインでシミュレーションをした画像をお預りしていたので、そのイメージに限りなく近づくようにアライメントしました。スタディモデルデータが無くても、このような最終設計の指標となるような資料を頂いて、実際にそれを重ね合わせて確認しながらデザインできるので、正中や歯軸がくるってしまうことはほとんどありません。
このようにデジタルだと便利なツールがたくさんあるのでどんどん活用しましょう!

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